自己愛性人格障害と他の人格障害

自己愛性人格障害と他の人格障害

人格障害は、自己愛性人格障害を含め10タイプに分類されます。

 

ただし、その区分けは明確なものではありません。

 

10タイプの人格障害はさらに3つの群に分けることができます。

 

A群: 風変りな印象のグループで、対人関係からは引きこもりがちです
  • 妄想性人格障害
  • 疑り深く警戒心が強いです。何でも悪い方に解釈します。

  • ジゾイド人格障害
  • 他人に関心がなく、感情が平板です。喜びや楽しさをあまり感じません。

  • 失調型人格障害
  • 外見、行動、話し方、考え方などに奇妙な感じが強いです。

 

B群: 周囲の人を巻き込んで対人関係に大きな問題を引き起こしやすい傾向があります
  • 演技性人格障害
  • 常に注目の的でありたいという思いが強く、過剰な表現、行動に走ります。

  • 境界性人格障害
  • 感情が不安定で衝動的です。確かな自分がなく、他人への評価が激変します。

  • 自己愛性人格障害
  • 空想や行動が誇大で、賞賛されたいという欲求が強く、共感が欠如しています。

  • 反社会性人格障害
  • 社会的規範を無視した行動が多く、無責任で良心の呵責もありません。

 

C群: 強い不安ゆえに、行動や感情に偏りが生じます
  • 回避性人格障害
  • 他人からの批判、拒絶を極端に恐れ、対人関係を避けます。

  • 依存性人格障害
  • 他人に頼りたい欲求が並外れて強く、一人になるのが不安です。

  • 強迫性人格障害
  • 完璧主義で、細部や形式にこだわり、極端に融通がききません。

 

その他
  • 特定不能の人格障害
  • 複数のパーソナリティ障害の特徴がみられますけど、上記それぞれの診断基準を満たすほどでもないものを指します。

 

人格の偏りの傾向によって、さまざまなタイプに分類されている人格障害ですが、いずれも明確に線引きできるものではありません。
偏りは連続的なものだからです。