自己愛性人格障害と会社のパワハラ
しばしば社会問題やブラック企業と呼ばれる所以となる会社のパワハラの背景には自己愛性人格障害的な考え方が潜んでいます。
日本の会社で、上司が部下を平然として侮辱し叱りつける光景は珍しくありません。
当たり前のように横行しているので、周囲もそのことを問題として考えていないことが多いです。
このような部下をいじめる上司は自己愛性人格障害です。
自分も昔は上からいじめられてきたからと正当化して、全く関係ない部下をいじめます。
悪しき伝統になっており、まるでチェーン現象のようです。
このようにして会社のパワハラは延々と続きます。
自分がやられた、だから下の者にもやります。
そしてまた下の者も、自分もやられたからさらに下の者にやります。
このような現象は、日本の会社では良く見られます。
しかし、良識がある人はそこまで部下をいじめません。
部下をいじめ、力任せに罵倒するというのは、自己愛性人格障害のなせるわざです。
また一部には、自分が部下だった時は要領がよく上司に取り入り、いじめられなかった人すらいます。
人をいじめることで仕事のストレスを発散する自己愛性人格障害の人もいます。
部下を何人も退職に追い込んだというひどい人間もいます。