自己愛性人格障害と巣ごもり

自己愛性人格障害と巣ごもり

自己愛性人格障害は巣ごもり傾向にも関係があると指摘されています。

 

近年、若者を中心に巣ごもりをする人が増えています。
巣ごもりとは、行動範囲が狭く、自分の居場所である自宅や自室にこもってほとんどの時間を過ごすことを指します。

 

最低限以外の外出はせず、アウトドアで遊ぶということもしません。
外食もせずに、お弁当やお惣菜、お菓子などの買ってきて自宅で食べ、自宅での時間はテレビ、インターネット、ゲームなどをして過ごします。

 

このようなスタイルはお金を使わないですむため、近年の景気の悪化によって生み出された一面もあります。
しかし、それだけが原因ではありません。

 

欲しい物も行きたいところもやりたいことも特にない、そこには心のエネルギーが外の世界に向いていないことが読み取れます。

 

たとえ、経済的に貧しくても、外の世界に関心が強ければ、金のかからない方法で人と接したり遊んだりすることはいくらでも可能です。
お金のかからないアウトドア活動もたくさんあります。

 

しかし、そのような選択肢をとらずに家に巣ごもっていることは、自己愛の心理が潜んでいると考えられます。
外への関心が薄く、自分だけの世界にこもりがちな傾向は、病的な自己愛によって実現されると言えます。