自己愛性人格障害の増加の原因:クレーマーの増加

自己愛性人格障害の増加の原因:クレーマーの増加

自己愛性人格障害の増加の原因は、クレーマーの増加とも関連があります。

 

近年の消費社会では、「金を払う側が尊重されるのは当然」という風潮が根付いています。

 

消費者の要求は何でも通るもの、通すべきものと思い込んでるクレーマーが増加しています。
それは、まさに自己愛過剰がなせる業です。

 

思い通りにならないときや、相手が期待通りの対応をしてくれないときは、欲求不満を爆発させて攻撃的な態度をとります。
店員に対して、対等な人間なのだといった意識は一切なく、自分は客だから無条件に偉いのだと思い込んでいます。

 

窓口でちょっと待たされただけで大騒ぎして責任者を呼ぶ、飲食店で出された料理が温かくないと料理長に謝罪を要求する、その場で文句を言っても気持ちがおさまりきらず、帰宅してからネットに悪口を書き込む、などさまざまな問題を起こします。

 

消費者としての権力に取り付かれ、客としての立場を利用して過剰な自己愛を満たすのが癖になれば、それはもう立派な自己愛性人格障害といっても過言ではないでしょう。

 

消費者がモンスター化しクレーマーとなって、自己愛性人格障害にまで発展する背景には、度を越したお客様扱いの社会があるといってよいでしょう。